打ち直しとは

長い間使ってぺしゃんこになったおふとんの綿を製綿機でほぐし、
繊維を揃えて弾力、保温力、吸湿力をよみがえらせることです。
当店の打ち直しは新綿と同様の繊維を痛めないカード打です。


打ち直しの目安は敷ふとんは3年、掛ふとんは5年です。
状態によっては3~4回は打ち直しできます。
打ち直しできる綿は木綿、ポリエステル混綿(ポリエステル比率の低いもの)などです。
キルティングしてあるふとん(羊毛混敷ふとん、ポリエステル100%掛ふとんなど)は打ち直しできません。



  毎日使うおふとんは思ったより痛んでいます。

長い間使ってぺしゃんこになったおふとんは
日に干してもふわっとなりにくくなってきます。

こうなったら打ち直しです。


古い側生地はそのままでかまいません。

必要な場合はお申し付けください。
仕上り後に一緒にお届けします。
 
   お客様からお預かりしたおふとんはお届けまで
個別に徹底管理されますのでご安心ください。
   製綿工場で製綿機にかけます。

まず固まった綿をほぐします。
  細かくなった綿はパイプを通って次の工程へ。 
   この箱の中で乾燥、殺菌されます
   繊維が揃えられて薄い紙の様になって
出てきます。
ここまででゴミや塵などは無くなります。
   大きなロールに何層にも巻かれていきます
   規定の厚さになったら自動的に切断されます。
  完成した綿が出てきました。 
   一枚の大きさはたたみ一畳分くらいです。
   自動的に畳まれます。
   
   完成です。

これで敷ふとん1枚分です。
同じ重さでこんなにかさが違います。